予備選挙の結果を受けてアルゼンチンペソが大暴落！

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先日8月11日（日）に大統領選挙の予備選挙が行われました。

現大統領派が全大統領派に15ポイントの差をつけられて惨敗したのを受けて、アルゼンチンの株価やアルゼンチンペソが大暴落してしまいました。

大丈夫かアルゼンチン。

現大統領派と前大統領派の争い 

不正や汚職、金のバラマキなどさまざまなことをして借金を膨らませてきた前大統領派と、構造改革真っ最中の現大統領派が争う今回の大統領選挙。

僕は今の大統領になってからのアルゼンチンしか知らないのですが、インフラも充実してきましたし、かなり良くなってきているんじゃないかな？というふんわりとした印象を持っています。

ですが貧富の差が大きくなったため、中流〜貧困層の生活は苦しくなっているようです。

そのため、「とりあえず生活はできた」という前大統領派に票が流れたご様子。

いやくわしくは僕もよく知らないんですけどね。

前大統領は結構悪名高くて、真っ黒に近いくらいのことをしていたようです。

まぁ聞いた話なので間違っていても勘弁して下さいね。

で、その前大統領が今回は副大統領としてバックアップに回るそうです（が、明らかに大御所として政治をするのは目に見えてますね） 

まさか大差がつくとは

で、10月に行われる大統領選挙の前に予備選挙が行われたわけです。

8ポイント以内の差だったら現大統領派が逆転できるだろうとのことだったのですが、まさかの15ポイント差という大差で負けてしまいました。

そのため、投資家の間では先行きに対する不安が爆発し、アルゼンチンの株価が30％も大暴落。

アルゼンチンペソも大暴落しています。

ペソ・円は前日の1ペソ=2.3円からまさかの1.6円まで値を下げています。

断崖絶壁のようなグラフになってますね・・・

ちなみにこれは予備選挙翌日の8月12日の為替相場グラフ。

この日の夜に1.98ペソで取引が停止されたようです。

さらに翌日はさらにやや値を下げながらじわじわと動いている状態です。

ドルや円をベースに生活している人からすると値下げになりますが 

もともとドルや円で給与をもらっている人からすれば、かなりの値下げになります。

ただアルゼンチンペソがどうなってしまうのかということと、ペソで給与をもらっている人からするとまた物価が上がるため生活は苦しくなるでしょうね。

ということで、市場としても現大統領派に買ってほしいと考えているようですが、どうなることやら・・・

友人も今回の予備選挙結果に文句を言っていた 

僕のアルゼンチン人の友人も、今回の予備選挙の結果には文句を言っていました。

前大統領派はもういらない！みたいな感じで。

これから先、アルゼンチンがどうなるのかはちょっと予想が付きません。

まぁ何事もなく平和に過ごせればいいのですけれど。

セントロなどは治安の悪化も考えられますので皆様ご注意を！

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