アルゼンチンでの育児と日本での育児の違いとは。
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先日、Twitterでこんなツイートが流れてきました。
私は妊娠中電車に乗ってる時にこのマークつけてたのですがつわりで真っ青になってしゃがみこんでるのに誰も席は譲ってくれなかった。
— ミッヒー ☆ (@mihikarimiko) 2016年11月6日
マタニティマークがつけられない|NHK NEWS WEB https://t.co/dSrtMfRSDj
日本社会、ビョーキだ。→マタニティマークがつけられない「マタニティマークをつけてホームで電車を待っていたら、突き落とされた」「妊娠しておなかが大きい時、わざと足をかけられた」「何様のつもりだ」「席は譲らないぞ」NHK https://t.co/rifuoyR41Z
— BASIL (@basilsauce) 2016年11月6日
元のニュースはこれです。
日本は「子どもを育てにくい社会」と言われることがあります。
これは社会保障制度の問題なり、
育児休暇を取りにくいという環境なり、
まぁいろいろあるんだと思います。
アルゼンチンの場合
アルゼンチンではどうか、ということをご紹介しておきましょう。
アルゼンチンでは妊婦さんや、赤ちゃん・小さい子どもを連れたママさんは
もれなく電車で席を譲ってもらえます。
妻が娘を抱っこして混み合っている地下鉄に乗ると、
どんなに混んでいても絶対に席を空けてもらえます。
しかも複数人が「どうぞどうぞ!!」と空けてくれるので
なんか恐縮しちゃうくらい。
地下鉄で娘がぐずりだすと、周りの乗客が一緒にあやしてくれます。
スーパーや銀行などで並んでいると、後ろの人が
「妊婦さん何だから、一番前に行っていいんだよ」と
「pasa, pasa」(通りなさい)と追いやってくれます。
で、「いいのかな?」と遠慮がちに一番前まで回ると、
さも平然のように順番を譲ってくれるのです。
「気付かなくてごめんなさいね」と言ってくれる人までいるくらい。
道を歩くと「かわいいわね〜。何ヶ月?」と声をかけられます。
決まっておばあちゃんなんですけど(笑)
おかげで褒め言葉は覚えちゃいました。
3歳くらいの小さい子にも「赤ちゃん見せて!」
「かわいいわね!!」「席どうぞ!」と言ってもらったことがあります。
いやいやあなたも小さいんだから座ってていいんだよ、
と思ったのですが、
小さい頃からそういう環境で育っているから、
席を譲らない、順番を譲らないというのがマナー違反というか、
モラルに欠けている行動なんでしょう。
もちろん、お年寄りにも当然席を譲ります。
でも赤ちゃんや妊婦さんが圧倒的に多いですね。
仲良しさんで、こちらで出産、育児をしている方が何人かいらっしゃって、
口を揃えて「日本で出産や育児をすると考えると怖い」と言います。
社会の制度的なものももちろんなのですが、
個人レベルで「子どもは守るもの」という思いやりを持つことが
大切なんだろうなぁ、と考えさせられたのでした。
いい寝顔ですが、どんな体勢やねん。
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