猫と文具とアルゼンチン。

横浜から沖縄へ。沖縄からアルゼンチンへ。さすらう夫婦の冒険譚。

【欠点】アルゼンチンで生活する上でのデメリット。

 


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アルゼンチンに住んで5年になりますが、もちろん「楽園だー!」というわけではありません。

メリットもデメリットもあります。

先日はメリットを記事にしたので、 今日はアルゼンチンで生活する上でのデメリットや、不便だとと思う点を紹介します。

1. とにかくインフレがすごい

最大のデメリットはインフレでしょう。

1年間で価格が倍近く跳ね上がります。

今住んでいる家の家賃は3年間で2.7倍になりました。

 

インフレで価格は上がりますが、給与の上昇率がインフレに追いついていない状態だそうです。

ですから、ペソ収入だけで生活するのはきびしいですね。

円やドルなど、価値の安定している通貨での収入がある方がよいと思います。

 

ペソ安も進んでいるので、円に換算すると家賃はむしろ値下がりしているぐらい。

3分の2ぐらいになった感じでしょうか。

 

2. 歩道の舗装がガタガタ

道路はそれほど感じないのですが、歩道の舗装がガタガタです。

穴が空いていたり、地面のタイルがゆるんでいたりします。

そのため、歩いているときに転んだりベビーカーが穴にハマって動かなくなったりということがよくあります。

また、雨の後はゆるんだタイルの下に水がたまっているので、タイルを踏んだ瞬間に水が跳ねて靴がびしょびしょになることもよくあります。

 

我が家ではこの現象を「地雷」と呼んでいます。

 

まぁすぐ乾きますけどね。

 

あとは犬の糞も多いですね。

犬の糞をちゃんと処理する人も中にはいるのですが、放置している人が圧倒的に多いです。

犬の糞を見ない日はないですね。

 

3. 花粉症と蚊に注意!

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実は花粉症がひどいです。

日本ではスギ花粉が有名ですが、こちらでは「プラタナス」です。

僕はスギの花粉症はなかったんですが、こちらに来てから割とすぐにプラタナスの花粉症に悩まされています。

プラタナスの木は珍しいものではなく、街路樹のほとんどがプラタナスです。

花が枯れると綿のようなものがたくさん舞い散るのですが、これがアレルギーの元になっています。

 

鼻水はもちろん、目のかゆみ、止まらない咳など、風邪のような症状に悩まされます。

しかも1年に2回(春と秋)もやられるので、地獄でしかありません。

 

僕は横浜にいた頃から冬に咳が止まらないことがあり、仕事にも支障が出ていたのですが、こちらの病院で「喘息ではなくてアレルギーだね」という診断を受けました。

日本では「咳喘息」と言われていたんですが、試しにアレルギーの薬を飲んだらピタッと止まりました。

日本にいたときよりも咳がひどくてしゃべれないぐらいだったんですが・・・

 

ちなみに、我が家は家族全員プラタナスのアレルギーです。

 

nekobungu-argentina.hatenablog.com

 

蚊にも注意が必要です。

こちらの蚊は日本の蚊に比べて大きく、刺されたかゆみも強いです。

さらに冬でも現れるので注意が必要ですよ!

虫除けのジェルやスプレーのほか、家の中ではノーマットタイプやいわゆる「蚊取りマット」を使いましょう。蚊取り線香も普通にスーパーで売られてますよ!

 

なお僕は1日で13匹の蚊を仕留めたことがあります。

1日あたりの最多記録です。

 

4. 日本に比べると治安はよくない

やはり日本に比べると治安はよくないですね。

というか、日本が良すぎるんですよ。

日本国外で「荷物を席に置いたままトイレに行く」ということをしたら、確実に荷物を盗まれますからね。

アルゼンチンも同様です。

 

また、ショルダーバッグを後ろにかけていると、「かばんは前に抱えたほうがいいよ!」とアドバイスされることがあります。

中にはリュックも前に抱えている人がいるぐらいです。

荷物が後ろにあると確実に盗まれます。

貴重品は絶対に自分の手元から離さないように気をつけてください。

 

自転車に鍵をかけて止めておいても、気がついたら盗まれていますのでご注意を。

 

こちらでは「生活のために盗む」というのが当たり前になっている人がいます。

バスや地下鉄でスマホをいじっていたら、開いたドアや窓から手を突っ込んでさっと盗まれます。

歩きスマホもめちゃくちゃ危険です。

以前「Pokemon Go」がアルゼンチンではやったときにはスマホの盗難件数が跳ね上がったといわれています。

 

身代金目的の誘拐事件もあると聞きますので、小さなお子さんと一緒に歩くときはしっかり手をつなぎましょう。

 

とはいえ、犯罪に会うかどうかは運にもよります。

今のところ、アルゼンチンに来てからの5年間で我が家が危ない目にあったりスリにあったりしたことは一度もありません。

 

あとは常に周囲を警戒しておくのもおすすめです。

 

とはいえ、「自分の身と持ち物は自分で守る」という気持ちと「絶対に安全と言える場所はない」という意識を持っていれば、危険な目に会うことはそうそうない・・・かもしれません。

 

5. 電化製品が高い

電化製品が高いですね。

特にパソコンやスマホがめちゃくちゃ高いです。

アルゼンチンでのApple製品の値段はとんでもないです。

iPhoneが30万円近くします。

ノートパソコンでも、Core i3やi5を使っていると10万超えコース。

日本だともっと安く買えますね。

 

6. チョコレートの値段が意外と高い

すごくどうでもいいかもしれませんが、僕はチョコレートが大好きなので、チョコレートの値段が高いのが許せないんですよ・・・(笑)

日本みたいに100円であの大きさの板チョコは買えないと思ってください。

先日記事にした「クランキーに似たチョコ」はあれは安かったですね。

 

nekobungu-argentina.hatenablog.com

 

ただ、基本的においしいチョコが多いです。

チョコレート専門店のチョコとかすごくおいしいですよ。

 

あとスーパーでは「M&M'sに似たチョコが入っている板チョコ」が売っています。

板チョコの中にM&M'sに似た「Rocklets」というマーブルチョコが入っているのです。

あまりにもアホな組み合わせなのでまだ買ってないんですが、日本に帰る前に食べておこうと思います。

 

日本でもおなじみ「ボノボン」はアルゼンチンのチョコなのですが、あれは安い!どこにでも売っていて、間違いのない味です。

 

7. よくもわるくも人々の性格がおおらか

良くも悪くも、おおらかな性格の人が多いです。

なので、店員さんの対応や急ぎのメール返信を待っているときなどはイライラするかもしれません。

我が家はそれほどイライラしませんでしたが、幼稚園の行事で用意するもの前日の夜になってから連絡されたのは閉口しましたね(笑)

 

店員さんはマテ茶を飲みながら対応してくれますし、同僚社員が帰るときなどはハグなど挨拶を欠かしません。世間話に夢中になって客対応を後回しにすることもしばしばです。

また、質問した答えが人によってまちまちなのも日常茶飯事ですね。

役所などでは必ず複数の人に確認を取る必要があります(笑)

 

そういう国民性なんだと思ってのんびり対応すれば、イライラすることもありませんし、自分たちも同じようにおおらかな気持ちでいて大丈夫です。

 

8. 日差しが強く寒暖差が大きい

アルゼンチンは日差しが強いです。

沖縄はかなり日差しが強いんですが、沖縄と同等かそれ以上かもしれません。

夏は帽子とサングラスが必須ですよ。

ということで、朝晩と午後で寒暖差がめちゃくちゃ大きいのが特徴です。

朝の体感気温が1桁なのに、最高気温は20度超えということもあります。

夏でも肌寒い日がありますし、真冬でもぽっかぽかな日もあります。

体調管理が難しいかもしれませんね。

 

9. 家の中がカビやすい

アルゼンチンの家は日本のように「すべての家に換気扇が完備されている」ということはありません。

むしろ換気扇がない家のほうが多いと思います。

僕が住んだ家は3軒とも換気扇がありませんでした。

 

そのため、窓を開けて換気をしっかりしなければ家の中がカビてしまいます。

3軒住んで3軒ともカビましたからね(笑)

カビ取りをして、上からカビ防止剤入りのペンキを塗ってようやく対応できました。

クローゼットには除湿剤をしっかり置いておきましょう。

ただしあっという間に水が貯まります。

 

10. 衣類にこまる

アルゼンチンの衣類は日本に比べて品質が良くないものが多いです。

というか、品質の良い衣類を見つけるのが大変です。

安いものは「安いもの」という品質です。

シャツの生地はもれなく薄いです。

 

特に下着は結構大変かもしれません。

女性ものの下着は日本のように細かいサイズがないですし、僕がこちらで購入したパンツは半年持たずに穴が空くか、ゴムが伸びました(苦笑)

 

衣類を買うならスポーツブランドですね。

NIKEadidas、PUMAなどのブランドの製品は割と信頼できると思います。

僕はadidasの靴下を買ったのですが、いい感じです。

 

ただ、いろいろな店を回って厳選すれば納得できる品質の衣類を選ぶことは可能です。

こちらで購入した衣類のなかで、日本に持って帰ろうと思っているものも割と多いです。

 

アヴェシャネーダ通り(Av. Avellaneda)には洋服の問屋さん街があり、そこはすごく安いです。いろいろなお店を回ると納得できる品質のものも手に入ります。

 

あとはPalermo駅前のアウトレットモール「Distrito Arcos」や、Villa Crespo(ヴィシャ・クレスポ)にあるアウトレット街ですが、この2つはAv. Avellanedaの問屋さん街よりも高いです。ちゃんとしたブランドのお店ばかりですからね。

 

11. 車の運転が日本に比べて荒い

車の運転は荒いですね。

車線変更をするときにウィンカーや目視はたぶんしていません。

いきなり割り込んできます。

またスピードも速いですし、交差点で曲がるときにも歩行者を優先してくれることはありません。

 

信号を渡るときには、まず曲がってくる車がないかどうかを確認しなければいけません。

日本だと渡っている人がいたら車は止まってくれますが、こちらでは「先に曲がり始めたほうがえらい」という節があります。

渡っている歩行者がいても、通れそうなら歩行者の前を通過してきます。

 

ということで、慣れるまでは横断歩道を渡るときに細心の注意をしましょう。

バスが横断歩道を渡っているおばあさんをひいたのを見たことがあります。

 

12. インフラが途切れることがある(特に停電)

アルゼンチンでは、停電やネット回線が途切れることが非常によくあります。

我が家が体験した最長の停電は3日間でしたが、1日中停電が復旧しないということは人によってはよくあります。

今年に入ってからも12時間の停電を経験しました。

ずいぶん停電の件数は減りましたが、それでもときどき停電します。

 

また、ネット接続がよくなかったり異様に遅くなったりすることもよくあります。

これはロックダウン以降テレワークが導入されてから、割と続いてますね。

ロックダウン当初よりはつながるようになりましたが、今でも接続状況が良くないことはたびたびありますね。

 

ガスや水道はそれほどでもないんですが、電気でシャワーのお湯を沸かしている場合はシャワーにも入れなくなりますのでご注意を。

中にはマンション内の水道ポンプが電気式だと、停電になった瞬間から水が使えずトイレも流せないということがあります。

常にバケツなどに水を貯めておくとよいでしょう。

 

でも「住めば都」には絶対になる

いろいろ良くないことを書きましたが、日本だって住みにくいと感じる点は絶対にありますよね。

アルゼンチンにも、良いところと悪いところが当然あります。

それをどうやってやり過ごしたり気をつけたりするか、ということが大切です。

 

「日本と同じ考え方や価値基準・判断のまま生活する」ということでは不自由な点や不便なことが目立つかもしれませんが、ここは日本ではないので当然です。

アルゼンチンという国の人や生活スタイル、文化などを受け入れて生活すれば、それほど不満なく生活できるんじゃないかと思います。

 

ただ、花粉症だけは許せないですけどね。これはどうにもならないです。

 

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アルゼンチンで日本人向け家庭教師をやりつつ教育ブログを書いてます。

中・高・大学受験情報やおすすめ勉強法、コラムなどを書いているのでぜひご覧ください。

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こちらはコロナ対策関連について書いているnoteです。不定期更新。

こちらは本館・文具ブログです。猫の風ちゃん成分多めです。 

 

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