猫と文具とアルゼンチン。

横浜から沖縄へ。沖縄からアルゼンチンへ。さすらう夫婦の冒険譚。ついに家族揃って帰国が決定。

ブエノスアイレスで、生活に必要なものはどこで買う?

 


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ブエノスアイレスに移住してきた当初は、日本との商業形態の違いに驚くことがかなり多くありました。

ブエノスアイレスで生活に必要なものをどこで買えばよいか紹介します。

日本のような大型ショッピングモールは少ない

アルゼンチンには、日本にあるイオンやダイエーのような大型ショッピングモールはありません。

スーパー、衣類、本、文房具、雑貨、CDやDVDなどが複合した施設はゼロだと思って良いでしょう。

もちろん大きめのスーパーなら衣類や食器類も売っていますし、少しなら文房具や本などもありますが、専門店の複合施設はデパートのような形態のショッピングモールになっちゃいますね。

 

大手スーパー

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ブエノスアイレスは街を歩けばどこにでもスーパーがあります。
主なチェーン店ごとに特徴を紹介します。

 

coto

一番数が多いのがcotoです。

cotoには3種類の規模があり、一番大きいcotoなら家電品・衣類・おもちゃ・食器などのコーナーもあります。

我が家が一番活用しているスーパーだと言っていいでしょう。

 

「comunidad coto」というメンバーズカードがあり、メンバー限定の割引を受けることができます。曜日によっては全品15%になるので、作っておいて損はないですよ。

 

なお宅配サービスも行っており、「店舗で購入したものを宅配」「オンラインショッピングして宅配」という2パターンがあります。

ある程度時間帯も指定できるので非常に便利です。

肉が安いというのもうれしいポイントですね。

 

Jumbo(Disco・vea)

Jumboは上の写真のように緑の看板が目印。

Jumboはだいたい規模が大きい店舗が多く、冷蔵庫やテレビなどの大型家電も売られています。

規模が小さい店舗は「Disco」「vea」という名前で営業していますが、どれも全部Jumboの系列店です。

 

「Jumbo +(Jumbo más)」というポイントカードがありますが、ポイントを貯めるのがめちゃくちゃ大変です。

貯まるとかなり良い商品と交換することができます。

 

cotoに比べてやや価格が高いのが難点。

 

Día

Díaは上2つに比べると規模が小さい店舗で営業しています。

Díaのポイントカードはアプリになっており、割引される商品数が多いのが特徴です。

意外とcotoやJumboより安い商品があるので狙い目ですよ。

 

Carrefour

Carrefourは「カルフール」ではなく、こちらでは「カレフール」と読みます。

店舗数はそれほど多くないですが、郊外に大型店があるなど、他のスーパーとはちょっと異なる展開をしているのが特徴です。

 

むしろ「Carrefour express」というコンビニのような小型スーパーがいろいろなところにあります。

我が家から徒歩圏に3〜4軒はあるんじゃないかな(笑)

 

中華系スーパー

「mercado chino」と呼ばれる中華系のスーパーも非常に多いです。

ワインをはじめ大手スーパーよりも安い商品があったり中華系の調味料がおいてあったりするので、近所にあったらぜひのぞいてみることをおすすめします。

家族経営なので、店員さんの子どもたちが店内で遊んでいたりすることもしばしば。

 

八百屋さんがとにかく多い

八百屋さんがとにかく多いのも特徴ですね。

八百屋とパン屋とペットショップは非常に目立ちます。

 

八百屋さんはスーパーに比べると非常に安いお店が多いので、ぜひ価格調査をしてみてください。

すごく安い八百屋さんでは鮮度がスーパーに劣っていることもありますが、価格は全体的に八百屋さんのほうがスーパーより安いですよ。

よく行くスーパーではじゃがいもが4kgで100ペソ(115円ぐらい)です。

 

ホームセンター

こちらで最も有名なホームセンターといえば「easy」です。

家具はもちろんトイレ・流し台やドア・タイルなど何でも売っています。

電気のスイッチや配線用の部品から排水管など、ここに来れば家の修理はたいてい済んじゃいますね。

逆に言えば「easyにおいてあるものは業者を頼む必要がない」ということです。

 

金物屋は街中どこにでもある

「easy」ほど大規模ではないですが、小さい金物屋さんは街中のいたるところにあります。

うちから歩いて5分のところに5〜6軒はあるかな?

ほしいものを店頭でいうと、店員さんが持ってきてくれるタイプのお店です。

自分で見回って手にとって・・・というお店よりは、カウンターに店員さんがいて商品は店員さんの裏においてあるというお店が多いのがアルゼンチンの特徴だと思います。

 

ペットショップと動物病院は併設している

ペットショップも多いですね。

1km程度歩くとペットショップに3軒はあたります。

ペットショップの中には動物病院が併設されているところが多く、独立した「動物病院」はそれほど多くありません。

 

ただしペットショップに獣医が常駐しているわけではなく、「◎曜日の◎時〜◎時」のように時間が限定されていることが多いです。

 

家具はベルグラーノ通りへGo

家具を選ぶときはAv. Belgrano(ベルグラーノ通り)ですね。

ベルグラーノ通りの中でもAv. Jujuy(フフイ通り)からAv. Entre Ríos(エントレリオス通り)まで続く家具屋街は見ものです。

家具屋だらけでびっくりしますよ。

なお地下鉄H線の「Venezuela」駅から1ブロックでフフイ通りとベルグラーノ通りの交差点に出ます。

 

衣類は小売り店舗で購入する

衣類は小売店で購入するのが一般的です。デパートでもいいですが、割と価格は高めです。

安い服を買いたいならAv. Avellaneda(アベシャネーダ通り)の問屋街がおすすめ。

とにかく安い服が多いです。

その分、品質も見定めないと安物買いの銭失いになるのでご注意を。

 

アウトレットは2ヶ所

ブエノスアイレスにもアウトレットがあるので、ぜひ行ってみてはどうでしょうか。

いちばん有名なアウトレットモールは地下鉄D線のPalermo駅そばにある「Distrito Arcos」。

ここ平屋の店舗が集合しているアウトレットモールで、広場もあるので子どもを遊ばせるのに便利です(笑)

ブエノスアイレスの中ではかなりの安全地帯なんじゃないかと思っています。

 

Villa Crespoにもアウトレット街があります。

地下鉄B線のMalabia駅あたりからコルドバ通りまでの間ですね。

上の地図はadidasのアウトレット店を表示しているんですが「閉鎖」って書いてあるなぁ・・・(苦笑)

でもこの周辺一体が全部アウトレット街ですよ。

 

たいていの薬は処方箋なしで買えちゃう

アルゼンチンでは公立の病院なら無料で診察してもらうことができますが、とにかく並びます。

そのため、薬でなんとかなりそうな場合は薬局へいってみるとよいでしょう。

処方箋無しでもたいていの薬は買えちゃいます。

もちろん処方箋が必要なこともあるので、そのあたりは薬剤師さんに聞いてみると良いでしょう。

 

安いものを求めるならmercadolibreをのぞいてみよう

店頭で商品を見定めるほうが好き!という人は多いですが、mercadolibre(メルカドリブレ)を検索すると、その安さに驚くかもしれません。

mercadolibreは日本で言うAmazon楽天みたいな通販サイトで、個人で出品することもできます。

うちではキャットフードやおむつ、キッチンペーパーやトイレットペーパーなどはメルカドリブレでまとめ買いしちゃってます。

だって安いもん。

うまく検索すれば何でも出てくるので便利ですよ。

 

うまく買い物しよう

アルゼンチンは決して日本より物価が安いというわけではありません。

もちろん生鮮食品やワイン・ビールは日本よりかなり安いですが、逆に電化製品や衣類は高いものが多いです。

チョコレートなどの嗜好品も高いですね。

 

どのお店を利用すれば安くて良いものが買えるのか、いろいろ試行錯誤してみてください。

 

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アルゼンチンで日本人向け家庭教師をやりつつ教育ブログを書いてます。

中・高・大学受験情報やおすすめ勉強法、コラムなどを書いているのでぜひご覧ください。

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