猫と文具とアルゼンチン。

横浜から沖縄へ。沖縄からアルゼンチンへ。さすらう夫婦の冒険譚。ついに家族揃って帰国が決定。

【妻トーク】アルゼンチンに来て得たもの・失ったもの

 


ads by Google

妻が「これブログネタになるんじゃない?」とネタを提供してくれました。

アルゼンチンに来て「得たもの」と「失ったもの」だそうです。

よく考えたらこれは僕にもバッチリ当てはまっていました。

アルゼンチンに来て失ったもの

最初は「失ったもの」です。

といって、悪い内容じゃないですよ。

 

ファッションセンス

これは全くなくなりましたね。

アルゼンチンの人のファッションセンスが悪いというわけではなく、アルゼンチンの衣類の品質が良くないというのが主な原因です。

品質がいい衣類はブランド品かスポーツ関連になること、

そして日本人だとわかるような服装をしているとスリやひったくりに狙われやすいということが原因です。

 

こちらで購入したTシャツとハーフパンツで出かけることが圧倒的に多くなりましたね。

敢えてアルゼンチンで買ったものだけを身に着けてでかけたりとか。

服装を考えるのがテキトーになってしまいました。

 

日本に帰ったらもうちょっと考えないとなぁ。

といっても沖縄も結構ゆるーい感じなんですけどね。首都圏に比べるとビシッと決めている人は多くないです。だって暑いもん。

僕の場合は平日はスーツですから楽ちんです。

 

ごみを分別する能力

アルゼンチンではごみの分別がかなり大雑把なので、「分別する」ということ自体ほとんどしなくなりました。

ビン・缶・ペットボトル・ダンボールだけは分けていますが、それ以外は分別していません。

 

僕の地元の横浜市は全国でもかなり分別する品目が多かったので、傘のビニールと骨を分けないといけないとか、ポテチの袋は洗って出さないといけないとか、まぁめちゃくちゃめんどくさかったんですけど。

 

アルゼンチンでは「ゴミの日」もないので、いつでもゴミを捨てられるというのがよかったですね。

街中に大きなゴミのコンテナがおいてあったりゴミ箱がそこら中に設置されているので、ゴミ捨てに困ることはありません。

多少の粗大ごみならゴミのコンテナの横においておけば運んでくれますし、中には持って帰る人もいるぐらいです。

このゆるさに慣れると日本の「ゴミの日」に慣れるのに時間がかかりそうです。

 

コーラを飲むことへの背徳感

「スナックとコーラ」の組み合わせは肥満への片道切符みたいなイメージがありますよね。

日本ではコーラを飲む時に若干の背徳感があったのですが、アルゼンチンは「飲み物」といえば「コーラ」。

たしかアルゼンチンは世界最大級のコーラ消費国だったはず。

 

ということで我が家もコカ・コーラ(砂糖不使用)が常備されています。

だっておいしいもんコーラ。

 

夏にコーラがないなんて考えられません。

 

タトゥーへの恐怖感

「入れ墨」「タトゥー」といえば日本だと敬遠されがちですよね。

でもアルゼンチンではタトゥーをファッション感覚で入れる人が非常に多いです。

タトゥーを入れていない人の方が少ないんじゃないか?というぐらい(まぁそれは言いすぎなんですけど)、タトゥーが一般的になっています。

タトゥーのお店もそこら中にありますしね。

 

ということで、タトゥーを入れている人への恐怖感はなくなりました。

 

とはいえ、自分たちで入れようとは絶対思いませんし、子どもたちがタトゥーを入れたいと言ったら反対すると思うんですけどね。

温泉入れなくなっちゃうし。

 

アルゼンチンに来て得たもの

アルゼンチンに来て得たものというのも多いです。

生きる上でのスキルが上がったというべきでしょうか(笑)

 

対応が適当な企業に対しての経験値

アルゼンチンの企業は対応がかなりテキトーです。

質問しても返事をしてくれなかったりね。

今僕は医療保険の退会について病院に問い合わせをしているんですが、いっこうにメールが帰ってきません。

 

まぁ沖縄も対応はテキトーだったからなぁ・・・

でも沖縄以上のテキトーさですし、塩対応ということも多いです。

 

それでも腹を立てなくなりましたよ(笑)

 

マッチ使用の経験値

アルゼンチンではコンロもオーブンも給湯器も、スイッチだけでは火がつきません。

スイッチを入れつつマッチやチャッカマンなどの火を近づけて、ようやく点火ができるというシステムです。

これは設備が古いとか新しいとかは関係なく、全てこんな感じなのです。

 

ということでマッチを使う機会も多くなり、マッチ使用の経験値が上がりました。

 

DIYスキル

あと圧倒的に上がったのはDIYスキルですね。

DIYといっても家具を作ったりするわけではなく、基本は家の修理です。

水道のパッキン交換はもちろん、壁のペンキ塗りや排水管の全交換、下水のつまり修理など、結構いろいろな修理をやってきました。

 

日本に帰ってからもちょっとした家の修理ならできそうな気がします(笑)

 

日本に帰ってからも抜けられそうのない習慣

あとは日本に帰ってからもついついやってしまいそうな習慣もありますね。

 

飲食店で荷物をおいたまま席を離れることができない

日本では席に荷物を置いたまま注文を取りに行ったりトイレに行ったりできますが、アルゼンチンでは荷物を盗まれるので絶対にできません。

日本に帰ってからも、つい荷物を全部持ったまま移動するんだろうなぁ。

歩きスマホとかも絶対できなさそう。

こわいわー。

 

子どもを一人で外出させられない

アルゼンチンでは12歳まで子どもを一人で外出させたり、逆に一人で留守番させたりすることは違法です。

法律で禁止されているため、絶対に子どもたちと一緒に行動することになります。

 

幼稚園はともかく、娘は来年から小学生なのですが、一人で登校させることに対して非常に抵抗があります。不安しかない・・・

 

当然「はじめてのお使い」とか絶対させられません。こわい。

 

電車などで居眠りができない

アルゼンチンでは電車で居眠りをすると非常に危険です。

特に出入り口のそばで寝ていたら、確実に荷物を盗まれます。

警戒するクセがついているので、日本でも居眠りはできないだろうなぁ。

 

とはいえ、日本で電車やバスに乗る機会ってほとんどないんですけどね。

沖縄では車移動ですから。

 

LINEの使いづらさには慣れなさそう

アルゼンチンは(というか世界の多くの国で)WhatsAppというメッセージアプリを使っています。

LINEもあることはあるのですが、ほとんど使いません。

WhatsAppのほうが全然使いやすいし便利なんですよね。

セキュリティレベルも高いですし、パソコン版もWhatsAppのほうが全然UIが使いやすいです。

 

あとは「ライブロケーション」があるというのもWhatsAppの便利なところなんですよ。

位置情報をリアルタイムに地図上に表示してくれる機能なんですが、LINEにはないんですよ・・・

待ち合わせのときや、「今から帰るよ」というときに使っておくとすごく便利。

なんでLINEにライブロケーションがないのか理解に苦しみます。

 

カルチャーギャップはいろいろあるので思いついたらまた書きます。

国によって文化はかなり違うので、日本に帰ってからもびっくりすることは多いと思うんですが、また気がついたら記事にしようと思います。

 

楽しく読めるブログも更新中!

こちらは本館・文具ブログです。猫の風ちゃん成分多めです。 

現在は週1回・週末更新にしていますが、帰国後は文具・ガジェット・ライフハック・日常生活・風ちゃんなど雑多な感じの文具ブログにしようと思っています。

 

 

ブログランキング参加中!1日1クリックにご協力を

ブログランキングに参加しております。

クリックしていただいた数によって毎日ランキングが変わります。

ぜひ1日1クリックにご協力ください!よろしくお願いします。

にほんブログ村 海外生活ブログ 海外移住へ
にほんブログ村